古来、いくつもの時代が栄えては滅んでいった。

長きにわたり、栄えていたリシェルツ王国にもその危機が迫っていた。
突如として魔王が現れ、世界を闇に閉ざしてしまう。
腕に自身がある者、勇気ある者、王国から派遣された精鋭の部隊も魔王の前には無力だった。
そんな中、魔王を打倒できる人間が現れた。
彼は神殿を築かせ、監視者として5人の人間に力を渡し、魔王に挑んでいった。
そして彼は自分の命と引き換えに魔王の力を 5 つに分断し、世界各地に封印した。
5つに分断されたとはいえ、魔王の力は強大で、封印から溢れでた僅かな魔力がその周囲に力を与えていた。
緑豊かな地、綺麗な水、火山の恩恵を受けた鍛冶など魔王の力はこの国を豊かにした。
そんな平穏は突如として崩れ去る。
天変地異。
そう呼ぶにふさわしいそれは、世界各地に起きた。
不作、大洪水、噴火、暴風、止まない雷。
原因不明のこの災厄に対して王国は為す術がなかった。

ギローイ村にいるルークスもまた、この天変地異の被害を受けていた。

ある日突然、ギローイ村に一人の少女が傷つき倒れつく。
彼女はルークスに「私が目覚めたらどんな状態でも私を5つの神殿に連れて行ってほしい」というと気を失ってしまう。
しばらくしてその少女が目を覚ますが、彼女は呪いで心を封じられ言葉を発せなくなっていた。
彼女が言った「私を5つの神殿に連れて行ってほしい。」という願いを聞いたルークスは心を封じられた彼女と5つの神殿をめぐる旅に出ることに。
それが世界の命運を握る旅になるとも知らずに。